エコ製品「ほほえみ小鉢」
思わずほほえむ♪ 小鉢の5大効果
1. 安心と安全!薬品類はつかっていません!
科学的な凝固剤(つなぎ)を一切使わず、材料の紙と水だけで作られています。 小さなお子様からお年寄りまで安心・安全にお使いいただけます。
2. 土に埋めてCO2排出量を削減!
埋めれば地中で分解され、最終的に土に還ります。環境に優しい製品です! 二酸化炭素(CO2)削減については下記をご覧ください。
3. 情報漏えい防止とリサイクル ダブル効果!
古紙はシュレッダーで細かく裁断するため、情報がもれる心配はありません。 さらに資源をリサイクルで有効活用できるので、人にも環境にも良いことづくし!
4. 障害をもつ方々の社会貢献と自立を支援!
小鉢は心身に障がいをもつ方々による手作りです。 1つ購入するだけで、社会貢献と自立を目指す授産施設の皆さんを支援できるのです。
5. 地球環境について考える「きっかけ」として、または新たなコミュニケーションツールとして!
CO2(二酸化炭素)削減効果

「ほほえみ小鉢」の大鉢(4号サイズ)を一つ作るには、A4コピー用紙で約40枚分が必要です。
これを燃やしてしまうと、128g-CO2、サッカーボールに換算して約13個分の二酸化炭素(CO2)が排出されます。
一方、杉の木(※)が一年間で吸収する二酸化炭素の量は、約14kg-CO2(=14,000g-CO2)です。
これは、「ほほえみ小鉢」の大鉢で約110個分と同じ量となります。
しかし、「ほほえみ小鉢」大鉢一個を土に埋めれば、エアコンを暖房で6時間節約した時と同じくらいのCO2を削減することができます。
※ 50年杉、高さが約20~30mの場合
エコ・リサイクル製品に認定

平成21年4月より、うつくしま、エコ・リサイクル製品認定制度にて 福島県より認定をいただいております。(認定番号:20-52)
「うつくしま、エコ・リサイクル製品認定制度」とは、廃棄物等の有効利用とリサイクル産業の育成を図るため、主として県内で生じた廃棄物等を利用して製造された優良な製品を県が認定し、利用を推進する制度です。
(※福島県ホームページより引用)
制度の詳細につきましては、以下の福島県のホームページをご参照ください。
福島県 / うつくしま、エコ・リサイクル製品認定制度ほほえみ小鉢はなぜ作られたのか?
個人情報保護法の施行などもあり、地域の企業は、業務上使用される書類からの情報漏洩の防止に努めなければなりません。
企業から排出される廃棄用紙には、顧客情報・個人情報が大量に含まれています。
しかし、これらを全て選別廃棄できる企業は非常に少ない、というのが現状です。
焼却処分には費用がかかり、更に地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素も大量も発生してしまいます。
資源回収はリサイクルという地球に優しい方法ですが、回収されてすぐ利用されるとは限らず、保管されている間に顧客・個人情報が漏洩し、悪用される可能性はゼロではありません。

二酸化炭素の大量発生は困る。かといって情報が漏洩しても困る。
どの企業も廃棄用紙の処分に頭を抱えていたのです。
山北でもそれは例外ではなく、この二つの処分方法の長短を活かし、処分されるだけの廃棄用紙を有効利用できる良い手はないだろうか、と考えておりました。
同時期、地域の心身に障がいを持つ方々の作業所でも、自立支援法という法律の改訂に直面し、障がいを持つ方でも地域に貢献し、かつ自立を求められる必要がでてきました。
そのため、補助金による「おんぶに抱っこ」的な従来の活動から、「社会貢献に参加し、やりがいのある仕事をしたい」という考えを抱いていました。


そんな折、使用済みの紙幣を再利用して植木鉢にする、という興味深い話を伺った山北は、さっそく製作している地域活動支援センターげんきさんを訪問。紙幣の代わりに、廃棄用紙を利用することはできないだろうか、と提案しました。
一般企業と授産施設が協力し、試行錯誤と検証実験の末に誕生したのが「ほほえみ小鉢」です!

ほほえみ小鉢の名前の由来
小鉢を使う皆様が、日々の生活の中で ほんの少しでも幸せを感じ、微笑ましく思ってほしいという願いを込め、「ほほえみ小鉢」と名付けられました。社員一人一人がふさわしい名前を考え、こちらに決定しました。
使っていただく方には、子供からお年寄りまで 地球に優しくなれる幸せを。
製作者の心身に障がいをもつ方には、製作する 喜びや生きがいと共に 自立する幸せ を。
材料を提供してくださる方には、 授産施設への自立支援と環境貢献ができる幸せ を感じていただけるように
との想いも込められております。