災害調査・物理探査
電気探査 [比抵抗二次元探査 / 垂直探査 / 水平探査]
地盤の比抵抗を測定する調査です。
地盤には電流の流れやすい部分と流れ難い部分があり、このような電流の流れやすさの違いを比抵抗(Ωm)で表現し測定することで、平野部では帯水層の分布や地層構造の把握、山岳地では断層・破砕帯・変質帯や風化帯の分布などが推定できます。
ジオトモグラフィー [弾性波 / 比抵抗 / 電磁波 / 電磁気]
地盤の詳細な構造を視覚的に捉えます。(物理探査技術の総称)
ボーリング孔や坑道を利用して対象地盤を取り囲むようにセンサーを配置し、対象地盤の隅々の情報まで得られるように幾通りもの組合せで大量の測定データを取得し、深さ方向において精度の高い情報が得られます。
地中レーダー [電磁波探査]

地下にある埋設物や構造物、空洞等を探知する調査です。
電磁波の伝わり方を利用し、埋設管(ガス管、水道管)・空洞(路面下)・埋設物(埋立地における大型廃棄物)・鉄筋・遺跡・盛土や埋立地での旧地形などを調査します。